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確か高校の頃だった。






一生ドラムをやるって決めて






親にそれを打ち明けたんだ






母親は大学に行かない俺を凄く怒ったんだ





でも父親と姉は賛成してくれた





それからは家族全員が自分の好きな事をするように





みんなが全力で頑張るようになった。






何年か経って






母親と電話で話したんだ。






俺の母親は山に登るのが大好きで





その年の年末も地元の谷川岳に登るって言ってた





それまで大学に行けって言ってた母親が






「夢は捨てちゃ駄目だ」





そういう風に言ってくれたんだ。






俺の母親はその年、谷川で遭難して帰らぬ人になりました。













幽くんの本当にやりたい事、それを聞いた時に





夢があるなら後ろから押してあげたいって思いました。





いつも俺がライブの時にみんなを後ろから押すように。












幽くんがGAKIDOに入る時に






俺だけちゃんとコミュニケーションを取った事がありませんでした。






でも一緒に演奏して、凄く嬉しかった。





こんなにもひたむきにギターと向き合ってる人がいるんだなって





俺の中では幽くんはギター職人。





ギターという楽器のスペシャリストで




腕だけでなく、人間性もユーモアもあって





本当に大好きなんです。





メンバー全員同じ気持ちだと思います。









正直寂しいよ。






でも、それ以上に幽くんのやりたい事をさせてあげたい。






門出を祝うように、俺がいつもライブで後ろから押しているように。






やりたい事を全力でやって欲しい。






笑顔で送り出すから。






少し時間はかかるかもしれないけど、みんなにも協力して欲しい。










最高のステージを。







人生最大の門出を。







泣いてもいい、みんなで祝って欲しい。






俺からのお願いです。

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    AMY 發表在 痞客邦 留言(0) 人氣()